« 2007年08月 | メイン
「草枕(18)」夏目漱石 (10分38秒) 作: 夏目漱石, Natsume, Soseki よみ:日高徹郎
突然襖があいた。寝返りを打って入口を見ると、因果の相手のその銀杏返しが敷居の上に立って青磁の鉢を盆に乗せたまま佇んでいる。~ 「あれが本当の歌です」と女が余に教えた。
投稿者: hidaka 日時: 00:40 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「草枕(16)」夏目漱石 (7分40秒) 作: 夏目漱石, Natsume, Soseki よみ:日高徹郎
ぽかんと部屋へ帰ると、なるほど綺麗に掃除がしてある。~ 畳から根の生えた植物のようにじっとして二週間ばかり暮して見たい。
投稿者: hidaka 日時: 01:37 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「草枕(15)」夏目漱石 (7分38秒) 作: 夏目漱石, Natsume, Soseki よみ:日高徹郎
いつまで人と馬の相中に寝ていたかわれは知らぬ。~ 帯の黒繻子は片側だけだろう。
投稿者: hidaka 日時: 16:03 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「草枕(14)」夏目漱石 (3分24秒) 作: 夏目漱石, Natsume, Soseki よみ:日高徹郎
恍惚というのが、こんな場合に用いるべき形容詞かと思う。~ 人に死して、まだ牛にも馬にも生れ変らない途中はこんなであろう。
投稿者: hidaka 日時: 18:21 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「草枕(13)」夏目漱石 (5分07秒) 作: 夏目漱石, Natsume, Soseki よみ:日高徹郎
余が今見た影法師も、ただそれぎりの現象とすれば、~ などと、試みているうち、いつしか、うとうと眠くなる。
投稿者: hidaka 日時: 00:16 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「草枕(12)」夏目漱石 (3分24秒) 作: 夏目漱石, Natsume, Soseki よみ:日高徹郎
怖いものもただ怖いものそのままの姿と見れば詩になる。~ 応挙が幽霊を描くまでは幽霊の美を知らずに打ち過ぎるのである。
投稿者: hidaka 日時: 04:03 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)